担当者の変更について

私は税理士としてお客様を担当させていただく立場ですが、勤務時代は様々な理由で担当者が変わることがありました。
税理士法人、会計事務所も組織として活動していくなら担当者変更が必要になるシーンがあることは理解してます。(入社、退職、昇格など)

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担当者は変わらないほうがいい派

結論としては私は担当者は変わらないほうがいいなと感じています。
ただ、人間的に相性が悪い場合は変わったほうがいいですし、得意分野が違う場合はその方にお願いしたいということもあります。

お客様目線で担当者が変わることのデメリットでパッと思いつくものは
・毎回説明しなおす必要がある
・信頼関係構築コスト
・人柄がわからない
などでしょうか。

私がお客さんの立場になる状況として、美容室や歯医者などがあります。
担当の方が変わらないほうが嬉しいですし、どういう人かわかっているほうが安心します。
相手の人柄を知り、自分の人柄も知ってもらうことで初対面特有の気遣いが発生しないこともいいところです。
美容室では同じ方に何年も担当していただいていると「いつも通り」だったり「いつもよりも〇〇」という注文で完結するのが楽です。

逆に変更後の担当者目線で担当変更のデメリットとしては
・お客様の人柄がわからない
・お客様の事業内容を理解していない
・経営についてどんなことを気にしているかわからない
・会社の今後の展望がわからない
などかなと感じます。
担当変更後にお聞きすればいいのですが、前任にも言っていたら二度手間になるなど気を使って聞けないものです。
これらのことは事務所内の引継ぎをしっかり行うことである程度改善できるかもしれませんが、しっかりやっているところは少ない印象です。
また、人柄は実際にお話しすることでわかるものですし、事業内容についても引継ぎで他者を通じて聞くよりもお客様から直接聞いたり、何気ない会話からのほうが熱量や温度感を感じ取れると思います。


そういったものを大事にしていきたいと思っていますし、理想としては創業時から担当し、お客様と一緒に成長していきたいですね。

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