会社員が起業することを決めたら

退職前の準備期間をしっかり取ろう
会社員の方で自由な働き方や可能性に魅力を感じ、起業し自らの事業を立ち上げたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
勢いは非常に大事ですが、退職前の起業準備としてできることもありますので、冷静に準備していきましょう。
一般的に言われている準備としては
・ビジネスモデルの検証
・市場調査
・資金計画
・お客さんの確保
などかと思います。
法人の設立を進めよう
法人を設立しての起業という前提になります。
退職前でも法人設立を進めてしまって問題ないかと思います。
通常は司法書士さんに法人設立をお願いします。
会社名を決めたり、資本金の金額を決めたりと考える時間も必要ですので、なんだかんだ2か月くらいは見ておくと安心かと。
法人設立届出などを提出しよう
会社を設立すると税務関係などの届出が必要になります。
提出期限が一番近いものとしては法人設立届出書を会社設立日から2か月以内に提出する必要があります。
それ以外にも何点か提出が必要なものがありますので、専門家に相談してみましょう。
独自ドメインを取得しよう
ビジネス用のメールアドレスやホームページ作成にために独自ドメインを取得するかと思います。
起業のために退職前から独自ドメイン取得やメールアドレス設定を進めておくと楽です。
ドメイン名として会社名を入れる場合が多いと思いますので、会社名を決める際にはドメイン名として取得可能か(誰かに先に取られてないか)を確認しながら会社名を決めてもいいかもしれません。
銀行口座を開設しよう
法人の設立が完了したら、銀行口座の開設手続きに進むことができます。
こちらも時間がかかるので、退職前にできればいいかなと思います。
ネットバンクですと比較的すぐに口座開設をすることができますし、審査の難易度も低いため最初はネットバンクがおすすめです。
法人設立後の口座開設についてもブログ書いてます。

クレジットカードを契約しよう
銀行口座が開設できたらクレジットカードの契約を進めることができます。
ご自身のお好みで選んでいくことになりますが、クラウド会計ソフトの利用をする方は連携する際に問題ないかも確認しておきましょう。
まとめ
会社員が起業を決めたらすぐに会社を辞める前にいろいろと準備をすることが可能です。
退職前であれば給料をもらいながら準備ができるため、そのほうが精神的にもいいかなと思います。
特に銀行口座やクレジットカードなどの審査が必要なものは時間がかかるため、先に済ませておくと、退職後にスムーズに動けるのでおすすめです。